笑えない、現金盗難事件

　度々、自宅の現金が少なくなっているのは薄々気づいていました。

疑ってはいけない、というけれど、どう考えても重要参考人は一人。娘です。

「小遣いは一気にたくさんあげてはだめです」

　これはリハビリテーション病院で心理士さんに言われたことです。もちろん、重々理解・承知しております。お年玉でもらったお金はその日のうちに使ってしまいます。何に使ったのかさっぱり分かりません「レシートもってきなさい」の言葉も通じません。「レシートなくした。」「持ってくるの忘れた」など言い訳ばかり。

　そして大量のお菓子や100円均一のコスメなどを買ってきています。お菓子を大量に買うのにはいろいろと理由があるのですが、それはまた後で。

5万円が無くなった。

　自宅にも少し現金を置いておいた方がよいと思って、数万円おいてありました。しかし、お金が無くなったと感じてきた頃から、残金を書いていました。残金5万円、そう書いた2日後。5万円見事に全部なくなっていました。

娘だ。

カーっと頭に血が上り、110番使用と思いましたが、まずは夫に連絡。そして、その日、娘は18時過ぎまで帰ってこず、近くの公園にいたところを探しに出た夫が見つけ出してきました。

そこにお金があった。（娘は知っていた）しかも、本人にもとるなよ、と言っていた。

さらに娘の名前を書いて、とるなよと紙に書いておいたのに、とった。

5万円をほぼ1日で使い切ってしまった。

我慢が出来ない、衝動性なんですよね・・・。これを使ってしまった、後々どうなるのかそれを考えられない。

私は、こういう時には厳しくしたいし、それが筋だと思っている。厳しくとは何か？

5万円を働いてできるだけ返すこと。携帯は没収。外遊び禁止。

刑務所に入りたくなかったら労働しろ、と言いたいのだが娘と同じ感覚を持ち合わせる夫は全く違う。

一番意見が異なるのは1か月もして、盗難事件はなかったことになっていること。

①友達のカラコンに憧れて、受診しなくても購入できるカラーコンタクト。

②大量のお菓子（5000円以上）

そして、友達におごりまくり。

完全に論点がずれている夫は、おごられた友達に対して憤慨していました。こんなに奢られて当たり前だと思っている友達も悪い、と。

さて、お菓子を買う理由ですが、娘はHSP（ハイリーセンシティブパーソン）で、食べられるものが非常に限られています。なぜかお菓子は食べられるそうです。

はあ・・・。もう私には手に負えません。